松本市の弁護士　赤羽総合法律事務所

1.企業の再生について

1. 企業の再生については、色々なルートがあります。最近、多くの人から聞くのは、すぐ弁護士は破産だと言い出すので経営者としては困るという話です。
2. 確かに破産手続は、一つの有力な方法です。しかし、破産手続きの場合、結局、企業は解体され、多くの場合、代表者らは、自己破産となります。
3. また、破産についても、色々な面があります。それらの点についても、詳しい弁護士とそうでない弁護士とでは、かなりの違いがあります。
4. ただし、絶対に、変な整理屋に頼んではいけません。
5. 当事務所は、「民事再生」を多数手がけてきました。民事再生は、よくできた手続きです。まず、民事再生を目指して、次に、だめなら破産というのが、一つのあり方だと思います。
6. その意味で、当事務所は、企業再生に力を入れてきました。今まで手掛けた民事再生で、うまくいかなかった例は今のところありません。但し、別の弁護士に頼んで、無理に破産にすることにされてしまって、せっかくの民事再生を途中からやめてしまった人はいます。再生できたかもしれないのに、なぜ、私達を信じてくれなかったのかと、今でも残念でなりません。

2.具体的方法、金額などについて

1. 企業規模、経営者の年齢、業種、その他、様々なファクターの中で、具体的方法を選んでいくので、どれが、よいとは、一概に言えません。
2. まず、弁護士に相談して、その弁護士に、会社のすべてを預けてもよいと思える人に頼むことです。
3. さらに、こちら側のアドバイスだけで、弁護士の名前を出さずに、上手に会社を解散させた社長さんもいます。
4. まず、とにかく民事再生手続きをやった弁護士に相談して、費用や見通しなどを聞いてみて、その上で決めることです。
5. ただし、早め早めに相談して下さい。明日、手形が不渡りになるというのでは、さすがに無理です。（手形の不渡りも、民事再生では、回避できる手続きがありますが、さすがに、余りに直前では、間に合いません。）
6. 色々と日頃から相談することをお勧めします。
7. 具体的に何が必要なのかは、文書では、むしろ伝えにくいことばかりであり、書籍にも、載っていないことも多いものです。

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